夢を叶える為にいざ上京!上京するために大事なこと8つ
僕は25歳の時に、格闘技でプロを目指すために山口県から東京に上京し、そのまま12年東京で過ごしました。
今から12年前、格闘技はブームになっていたこともあり上京して所属したジムには僕以外にも、同じくプロを目指す地方出身の若者が多くいました。中には高校に行かずに格闘技に人生を掛けるために東京へ単身乗り込んできたという猛者も。
生活費を稼ぐために始めた飲食店や警備のアルバイト先にも、役者や音楽活動をしながら生活する人が多かったですね。
特に若い人の中で、「若いうちにしか出来ないことをやりたい」という気持ちの強い人は、上京して自分が情熱を注いでるものに全てを掛けてみたい気持ちがあるでしょう。
しかし、上京するには色々な事前の準備があります。お金の面だったり今の仕事、家族のことだったり。
僕の体験から、上京するときに苦労したことや感じたことが、これから都会へ旅立つ若者の助けになればと思います。
- 情熱を注いでるものがあれば、自分から周囲へアピールしておこう
- 反対意見は必ず出る。皆が賛成してくれると思わない
- 車を持っているなら手放して上京資金にする事も考えておく
- 単身者なら、安く引っ越し費用を抑えられる
- 一人暮らしをする予定なら、今のうちに慣れておく
- 東京なら埼玉や神奈川に近い23区外なら家賃が安い
- 住む場所を決める前に勤め(アルバイト)先を決めておく
- 住民票や郵便局で転居の手続きを忘れずに
- 自分の人生を左右する事になるので、事前準備はしっかりと
情熱を注いでるものがあれば、自分から周囲へアピールしておこう
職場や友人、家族に対して「自分はコレなら誰にも負けない!」と自信を持って言えるくらいアピールしておくと、いざ上京して本気でやりたいんだと相談した時に助けてくれます。
少なくとも、一つのことに本気で頑張るあなたを直に見ている人は絶対に反対することはありません。
職場でもお酒の席などで、余興の一つとして自分の特技などをアピールしておけば上司や同僚も納得するでしょう(多分ね…)。
反対意見は必ず出る。皆が賛成してくれると思わない
夢をかなえる為に上京して、アルバイトしながら好きなことに打ち込むという生き方を否定する人も多くいます。
人生の価値観なんて人それぞれなんで、理解してくれない人を批判する気はありません。
ただ、上京して一つのことを成すという覚悟があるならそういう人の意見には絶対に負けないでください。
そこで負けるようなら、はなから上京せずに地方で安泰な暮らしを目指したほうが良いですね。
未知の世界に飛び込むというのはそれだけの覚悟が必要です。その覚悟が自分にはあるんだと言うことを周囲の人にもしっかりと伝えましょう。
車を持っているなら手放して上京資金にする事も考えておく
東京で暮らしていた僕の経験上、自動車は必要ありません。僕も上京する前に手放して上京資金に回しました。資金にかなり余裕があるなら持っていてもいいですが、駐車場代とても高いです。
ただ、満員電車に乗るのがどうしても嫌な人はバイク(特に125cc)を買うことをおススメします。
家賃の安いアパートでも、駐輪場のある物件がそれなりにあるので高い駐車場を払うことなく移動の足を確保することが出来ます。
上京するまでに資金と時間の余裕があるなら、小型以上の二輪免許を取得しておくといいですよ。
単身者なら、安く引っ越し費用を抑えられる
地方で一人暮らしをしている人なら、引越し業者の単身パックサービスを利用することで引越し費用を安く抑えることが出来る。
僕が当時利用したのが、クロネコヤマトの単身引越しサービス。
一人暮らしの引越は単身引越サービス|ヤマトホームコンビニエンス
ただし、運べる荷物の量に限界があるんであらかじめ必要のないものは処分するなどして、身軽にしておくといいかも。
一人暮らしをする予定なら、今のうちに慣れておく
単身上京するとなれば、当然親とは離れて暮らすことになります。火事や光熱費の支払いなどを全て自分でやることに。
色々なことに対する判断や決断を、すべて自分で行うということは最初のうちは精神的にもかなりの負担になるでしょう。
そのための練習として、親の近くで一人暮らしを始めるのも一つの手です。慣れないうちは親にアドバイスをもらいながら徐々になれて行き、一人暮らしの感覚をつかみましょう。
上京する時に、一人暮らしの実績があるという事実が周囲を納得させる要因にもなります。最初は辛いかもしれませんが、その経験は人生の色々な場面で役に立つでしょう。
東京なら埼玉や神奈川に近い23区外なら家賃が安い
東京は家賃が高い!これは間違いありません。高いです!しかし東京でも23区外で埼玉や神奈川よりの所は比較的家賃が安いです。
僕は東京に住んでいるときは、東村山市(志村けんの生まれ故郷)というところに住んでいましたが、1Kのロフト付きで家賃が4万円でした。
これを安いと受け取るかは、個人差があると思いますが池袋の飲食店でアルバイトしている時は、給料が月に18万くらいあったんで無駄遣いしなければ普通に生活出来ていました。
これが上野や池袋などのにぎやかな所で暮らすとなると、家賃は同じ間取りで7万~8万になります。
正直これは高いですねー。アルバイトで月に25万以上稼がないと生活が苦しくなるでしょう。
もし上京する前に貯金が十分にある、もしくは体力に自身があるなら23区内に住んでみるのも手ですね。
住む場所を決める前に勤め(アルバイト)先を決めておく
賃貸契約の時に、働き先が決まってないと受け入れを拒否されることがあります。僕はそれで一度断られました。
住居を決める前に勤め先で面接を済ませて、採用がほぼ決まりなら勤め先の会社名と住所、電話番号を控えておいて契約の際にそれを伝えておくといいでしょう。
アルバイトの面接なら、よほど奇抜な格好じゃない限り私服で行っても大丈夫です。動機はしっかりと、「活動のための生活資金を稼ぐため」と伝えましょう。
あなたが上京した目的はそこで働くためではなく、夢をかなえるためです。しかし生きていくためにはお金が必要です。
東京で働く人の中には同じ志を持った人が大勢います。雇い主もそれを十分に理解しており、むしろ何かに打ち込める情熱を持った若者は仕事も一生懸命やってくれる人が多いです。
「御社の為にうんぬんかんぬん」などという心にも無いことを言うよりも、むしろ自分の思いを正直にぶつけてみてください。
住民票や郵便局で転居の手続きを忘れずに
転居する前に、市役所へ行き住民票の転居届けをしておきましょう。郵便局での荷物の転送届けも忘れずに。
市役所に行く度に現実へ引き戻されるような感覚になるけど、これはとても大事なことです。順番的に転居する直前、最後になると思うんでここを乗り越えれば後は夢をかなえる為に旅立つだけですね!
自分の人生を左右する事になるので、事前準備はしっかりと
上京するにあたって、自分の決意は固いんだという証明のために事前準備はなるべく他の人には頼らずに、自分の手で行いましょう。
ただ上京したいという気持ちだけで自分では何も準備できないようであれば、きっぱりとあきらめて地方で静かに暮らしていてください。
夢をかなえる為に上京した人が、全員夢を叶えられるわけではないけど、この経験は必ずあなたにとってプラスになるでしょう。
やらないで後悔するより、やってから後悔しろ!
僕も結果的には大したところまでは行かなかったけど、東京で過ごした12年は決して無駄ではなかったと今でも思っています。
人生は一度きりです!もし心の中に沸々と燃え上がるものがあるなら、立ち上がれ若人よ!